雑談力が上がる話し方
「雑談」って難しくないですか?いろんな人と仲よくなりたいのに、
「こんな事しゃべって変に思われないかな?」
「気を悪くしないかな?」
とか思っちゃって
「だったらしゃべらないほうがいいのかな?」
なんて重い空気が流れちゃう。
こんな経験は僕だけなのかな?そこで僕が手に取った本が
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齋藤孝さんの著書「雑談力が上がる話し方」
これめっちゃわかりやすいですよ。読んでいて「あるある!こんな気持ち!」とか「うわーあんときの出来事って雑談しようとしてくれてたんだー!」とか、また「自然にやってたあの発言って雑談としてはよかったんだ」って再確認できたりしてとってもためになりました。僕がいいなって思ったのは次の3つです。
①雑談5つルール
②雑談の基本マナー
③雑談の鍛え方
では紹介していきます!
①雑談5つルール
雑談のルールとしてわかりやすく5つにまとめてくれています。
(1)中身がないことに意味がある→場の空気を作るため
(2)あいさつ≠雑談、あいさつ+α=雑談(30秒がベスト)
(3)落ちや結論はいらない、つくらない。異論・反論は議論になる
(4)潔く終わらせる
(5)磨けば誰でもできる
なるほどー!
僕は何といっても(1)ですね!妻がママ友と話しているのを聞いていて心の中で「それってどういう意味があるの?」って本気で思っていましたから。そもそも意味のないことに意味があるこのparadoxてきな言葉。グサッと刺さりまいたね!そして(5)には勇気づけられました。だれでも磨けばできる!
②雑談の基本マナー
基本マナーの中で僕が引かれたのは下の8つ
(1)悩んだらまず、見えてるところをほめる
(2)ほめる内容じゃなく、ほめる「行為」そのものが雑談の目的。
(3)「で、何の話だっけ?」が理想。派生させる技術
(4)まずは聞き役。相手の話題に切り返す。「それって何?」でもいいから話を聞いて思い浮かんだままを切り返す
(5)お茶があるだけで話しやすくなる。「お茶を飲むこと」が目的になるから
(6)一問されたら一答は×。一問二答以上が〇
(7)自意識、プライドは捨てる。相手は場の空気を回したいだけ。
(8)一緒に受けたトラブルは雑談の絶好のネタ
僕的には(7)ですね。プライドというか自意識過剰というか、結局雑談中って相手じゃなくて自分のことばかり見ていたんですよね。「自分はどう思われるだろう」って自分を守るというか。相手のグローブをちゃんと見ないとそりゃ相手とのキャッチボールなんてできませんよね。グサッときましたね。
③雑談の鍛え方
(1)Aさん→ゴルフ、Bさん→料理のように「偏愛マップ」をつくって派生させていく
(2)旬のニュースはすぐ使う
(3)おばちゃんは最高の練習相手
(4)困ったときのミントタブレット
(5)「前に聞いた話なんだけど…」「〇〇さんから聞いた話なんだけど…」人から聞いた話を使いまわす
(6)素の人は雑談がうまい
(7)機械的な仕事は雑談の絶好のチャンス
(8)上の人の仕事は「雑談と決断」
また(3)なんですけどおばちゃんってすごいですよね!ちょっとした隙間でも雑談を逃さないっていうか。おばちゃんたちで集まっていると和やかに話していますもんね。何でそんなに話が思いつくんだろうって不思議に思いますよ。
ほかにも「大阪人のリアクションから学ぶ」とか「雑談でデトックス、ガス抜きできる」なんて思いもしなかったことがたくさんありました。ぜひためになる本だと思います。読んでみてください。